読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

続・ペットを買う時の注意

2016-02-15 ペットを買うときの注意

糞線虫という寄生虫が居たと言う話の続編です。あれから7週くらいになりますが、まだ駆除できずにいます。獣医師の話では、この虫はしつこいということです。最初は、生後2か月ということもあり、ドロンタール+という定番の駆虫薬を用いました。2日続けて朝晩。その2週間後に検便(合間にも行っていますが)、まだ出ていたので、再度ドロンタールプラス。2週間後に検便。これで、便中には一旦いなくなりました。既に3月中旬。1月経っています。そこでやっと狂犬病ワクチンを射てました。10日あけて4月の頭で混合ワクチン。その時の検便で、またも糞線虫が見つかりました。

 

 既に犬は生後4か月に入っているので、イベルメクチンをやりましょうと獣医師。あの大村博士が発見したノーベル賞ものの抗生剤です。虫のような巨大なものに効く抗生剤とは、このありがたさは罹患した人でないとわからないでしょうね。この寄生虫は、人にも寄生するので怖いのです。しかも、消化器なら体の外ですから駆除も簡単ですが、皮膚を食い破って体中に入られると、一体どうやって駆除するのか?免疫もお手上げだろうと思っていて、ちょっと恐怖でした。とにかく、ありがたい薬です。


作用機序
イベルメクチンは、無脊椎動物の神経・筋細胞に存在するグルタミン酸作動性Cl-チャネルに特異的かつ高い親和性を持ち結合し、Cl-に対する細胞膜の透過性を上昇させる。これにより、Cl-が細胞内に流入するため神経細胞や筋細胞の過分極が生じ、寄生虫が麻痺を起こし死滅する[1][2][3]
 --Wiki

 だそうです。

 ところで、用法ですが、どっちが本当なのでしょうか:

「3. 犬の経口投与
犬に経口投与する場合は、絶食後よりも食事とともに与える方が吸収が早い。これは脂溶性が高いので、食事刺激がなく胆汁が分泌されないと、腸管腔内でのミセル化が不十分で吸収されないためである。
体内分布はさかんである。皮下への分布もよく長続きするので、体内移行中の寄生幼虫(例えばフィラリア)に高い薬効を発揮する。また、皮脂腺などを通じて皮膚にも分布するので、全身投与により外部寄生虫も駆除できる」

 

 こちらは人に対する用法のようですが:

 「空腹時(食後2時間)に水だけで飲んでください。牛乳や乳製品で飲んではいけません。」

 

 厳密な事を言えば、前者は「吸収が早い」と言っているだけですが、言語運用的には、だから食事時に飲みなさいという事でしょう。

 更には、このような論文もあり、 

疥癬に対するイベルメクチンの食後投与における安全性と有効性の検討

人に対して、疥癬に用いる場合において、

食後投与群において有効率の向上,再発率の低下を見た.安全性については,臨床検査値異常を3例で認めたほかは,特に問題となるような副作用は認めなかった.

だそうなので、ワンコには食後に飲ませました。