激甚災害に備える

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-- NHK 

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 -- NHK

大抵のものは普通に生活していれば、家に適当なストックがあります。しかし、日々、供給されているもの:水道、電気、ガスは備蓄できていません。

これらの供給が途絶えても1週間は自力で生き抜くーーそれ以上は国、自衛隊がなんとかしてくれるはずーー装備を整えておくべきです。

 

今回の台風19号では写真の物を調えました。これは、全てではありません。代表させているだけです。

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何よりも大切なのが飲水です

水は3日も飲まなければ死の可能性が出てきます。37兆個の体細胞が毎秒、生きていくために化学反応を起こしています。血液は、その排泄物を回収し、尿として排出しているのです。水は体の中を隅々まで洗っているのです。それが無くなれば血液はドロドロになり流れにくく、脳梗塞心筋梗塞という前に還流できなくなって細胞は泥に塗れて死んでいくのです。一人、一日2リットルを確保です。水は600リットルを確保しました。バスタブの水はトイレを流すためですが、いざとなれば飲めます。Dr.Y宅は飲水は元々、水道水をフィルターで濾す道具を使っているので、気分的にも平気です。

 

停電するとオール電化住宅は困ります。うちは、プロパンガスだから大丈夫と思っていてもメータが電気制御ではガスが出ません。石油ファンヒーターも燃料は石油ですが、制御が電気ですので使えないのと同じです。純粋な石油ストーブを一台持っておくのも悪くないですね。マッチか電子ライターも忘れないよう。

 

停電に備えてガスカセットコンロとガスカセットです。インスタントラーメンを備蓄しても湯が沸かなければ宝の持ち腐れ。電池も要りますが、マッチや電子ライターでも大丈夫。

 

ガスカセットは強火で20分程度しかもたないので、炭と折り畳みBBQコンロ。キャンプ用品売り場。3000円でお釣りが来ました。ネットでもあります。長引いた時に備えます。炭なら大抵買えますがガスカセットは品切れになります。東日本大震災の時など、全然入手出来ませんでした。昨日も、品切れ続出で買い増し出来ませんでした。

 

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キャンプ用のバーベキュー用品は安いので準備しておくと安心です

 

このコンロはA4くらいで、厚さ3cm位に折り畳める優れものです。熱が床に抜けるので、室内での使用は難しく、ベランダで。朝は便利なガスで朝食。昼は炭を熾して火持ち良く使います。何よりも炭は安いのです。3kgで400円弱。使い方で10時間は持ちます。残りは消し炭にしておけば、次の着火が楽です。

 

ただ、炭は火が付きにくいのが難。新聞紙を丸め、その上に、ホームセンターのキャンプ用品売り場に置いてあるアルコールジェルか、写真の文化タキツケを載せ、それを割り箸か、段ボールで囲み、その上に炭を載せます。

 

文化タキツケは室内で使えません。厳禁。火事になりますよ。ガソリンみたいなものです。一瞬で着火。モウモウと黒煙と炎を上げて燃えます。庭か、ベランダで水をバケツに用意して火を点けます。「ガソリンみたい」に注意!!!

 

 灯りは、ランタン型LED。ロウソクより遥かに明るいです単3アルカリ電池を50個くらい用意です。電池など100円ショップで千円です。マンガン電池は駄目ですよ。

 

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停電すると、冷蔵庫がダメになりますが、氷枕位の大きな保冷材を冷凍庫に数個用意してあれば、冷蔵室の最上段に移して、2日くらいは10℃程度で持つでしょう。冷凍食品はその間に冷蔵室で自然解凍し消費します。チンできませんから、自然解凍 兼 それ自身が保冷剤です。

薬やティッシュは通常に有るでしょうが念のため。