週間新潮のコロナワクチンのフェイク記事にご注意

売らんかなのデタラメ記事。

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「季節性のインフルエンザなど注射で打つタイプのワクチンは、ウイルスの感染自体を防ぐことはできません。新型コロナウイルスのワクチンも同じで、打ったとしても感染を防ぐ効果はないのです」

 そう解説するのは東京大学薬学部の池谷裕二教授。ワクチンはあくまでも「重症化を防ぐ」ために打つものなのだという。」

 

 

ワクチンは、感染しても、体に侵入したウイルスを分解、排除し

   発病(発症)しなくするもの

感染予防機能なんて不要でしょうよ!

馬鹿め。



ワクチン(独: Vakzin、英: vaccine)は、感染症の予防に用いる医薬品。病原体から作られた無毒化あるいは弱毒化された抗原を投与することで、体内の病原体に対する抗体産生を促し、感染症に対する免疫を獲得する。
wikipedia

そして、この免疫でウイルスを排除し発病させなくするか、運悪く発病しても重症化させないもの。

 

 

 世間知らずの学者さんも困ったものだ。こんな事は言っていない、と新潮に抗議しないと学者仲間に馬鹿にされるよ。

 

 

 「

「有効性94%などと聞くと、ワクチンを打った人の94%が感染しないとの印象を持つ人もいるでしょうが、違います。ワクチンを打っていない集団で100人感染し、打った集団で10人が感染した場合、有効率は90%ということになる。あくまで打った人と打たなかった人の感染の割合を見ての比較です」(国際医療福祉大学の松本哲哉教授)

 

94%が感染しないというのは、

 

違います」よね。その通り。

 

でも、このアホライターの思っている「違う」とは、違う。

 

被験者が発病しない率は通常、有効性よりも、もっともっと大きな値になります、ってキチンと言わないと、もっと小さな値=ワクチンは効かない かと勝手に想像する人が出て、インチキライターにそこにつけこまれる

そもそも「感染しない」が「発病しない」であって、違うのに、数字も違う!

 

有効性94%の場合、発病した人が6%。

 

でもね、被験者全体の発病率は、普通、もう一桁低くなります

 

ワクチンを射てば非発病率は99.4%とか。

 

なぜなら、ワクチン無しで感染しても発病しない人は数多いからですよ。

我々の周りには多くの細菌、ウイルスが蔓延しているでしょ。でも、全員が発病などしない。感染しても免疫が働いていますからね。

 

正確さに拘泥し、本質を見うしなう学者先生も困ったものだ。

 

感染と発病の違い、有効性の意味を理解する頭を持っていない馬鹿ライターの記事に惑わされないように!

 

ちょっと、有効性と非発病率の追加説明を:

 

dr-yokohamaner.hatenablog.com

 

 

 

ワクチンを射たない被験者10000人いるとします。その内3000人がコロナにかかったとします。

で、別にワクチンを射った被験者10000人がコロナにかかった数をみます。60人なら、非有効性は、60/3000 = 1/50 = 2% なので、

有効性は100-2 = 98%ということ。

でもですよ、この場合、有効性は98%ですが、被験者の100人当たり、罹らなかった人数が2人ではないですよね。上の数字を見てください。ワクチン接種した1万人のうち、コロナに罹ったのは60人。有効性は98%ですが、「罹らなかった」人は、100人当たり0.6人ですね。発病率という言葉を作れば、98%より大きい99.4%ですよ

 

この記事は嘘で固められています!

 

www.dailyshincho.jp

 

 

 さすがに、新潮も気付いたのか、翌日の今日、削除です。

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名誉の為に:

 

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