誤解?!:新型コロナウイルス感染診断に関する厚労省の姑息

日テレ

f:id:dr-yokohamaner:20200511152041j:plain

 

「  37.5℃以上が4日続いて、。。。」

という条件がなければ、相談の電話を公的機関にかけるな、と言っていました。

 

では、37.5℃以上が1日目の場合は、どうしたら良いのでしょう。その場合の事については、何も言っていませんね。つまり、相談して良いとも悪いとも言っていないのです。我々理系の人間はこれを don't care と言います。

 

だから、1日しか37.5℃にならなくても、相談の電話をかけ、受診要請してよかったのだ、「君達が誤解していたのだ」と、この通達のおかげで何人も殺してしまった今頃になって厚労省は言うわけです。

 

しかし、これは明らかに詭弁です。厳密な論理を展開する我々理系は、確かに形式論理に従って、if and only if と言います。しかし、日常言語で if と言ったら、if and only if のことでしょう。これをiff と書きます。

 

 「iff

【略】
if and only if
    ~の時かつその時に限り◆数学で必要十分条件を表す時によく使われる。」

eow.alc.co.jp

 

日常言語では if = iff なのです。つまり、加藤厚労相は、普段は、日常言語で話ながら、都合が悪くなるといきなり論理学用語で解釈を始めて、保健所は、病院は、医師は、国民は、厚労省を誤解している。我々は悪くないと言い出したのです。厚労省内に中途半端に悪知恵だけが働く輩がいて、耳打ちでもしたのでしょうか。

 

日テレ 日テレって、政府べったりのマスコミですが、それでも、さすがに。。。

f:id:dr-yokohamaner:20200511160121j:plain

 

 

この責任逃れなのでしょう。

dr-yokohamaner.hatenablog.com

 

 「 東大や京大と言っても、優れた人はほんの一部、上澄みだけです。パーミルで数える程度しかいません。捨てた四捨は上澄み以外の大衆。」と以前、書きましたが、加藤厚労相も鈴木厚労省事務次官と言う二人のトップにしても、東大ですが、こんな程度です。四捨組です。

 

dr-yokohamaner.hatenablog.com

 

 

dr-yokohamaner.hatenablog.com